カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール
手を合わせると、言葉が出てくる。
応募総数
受賞作品決定!
手を合わせると、言葉が出てくる。

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール
応募総数
受賞作品決定!
【第9回(2024年)応募総数2,790点】
皆様からお寄せいただいた2,790点の作品の中から受賞作品が決定しました。
たくさんのご応募をありがとうございました。
大賞
賞金5万円

・副賞:カメヤマ商品

大賞 ひとり言

【審査員コメント】

可愛らしいですよね。4歳の子どもと30代のお母さんが一緒に手を合わせる姿に、明るい未来を感じます。(湯川れい子)

お母さんの真似をして4歳の息子が線香をあげて手を合わせながら、最後に「車のおもちゃがほちいです」とお願いしてしまうところが、小っちゃい子どもの〝あるある〟だなあと。微笑ましくていいなあ、と思いました。(若林剛之)

最後の「息子よ、ばーばはサンタさんちゃうで」というお母さんのツッコミも絶妙ですよね。読んだ瞬間、くすっと微笑んでしまいます。(谷川花子)

【カメヤマコメント】

仏壇に手を合わせるときはふざけずに、いたって真面目に。線香にも慎重に火をつけて、真剣な顔も忘れずに。4歳には4歳なりの祈りの作法がある。と思ったら…大爆笑。たどたどしいお願いごとと、ママのつっこみも秀逸。
審査員特別賞
賞金2万円

・副賞:カメヤマ商品

審査員特別賞 ひとり言

【審査員コメント】

安藤美和子さんとは年齢が近いからだと思いますが、今回唯一、涙がポロリとこぼれた作品でした。若い人はピンとこないかもしれないですけど、私もいまだに母親に「ぎゅう」してもらいたい気持ちがありますから。(湯川れい子)

僕も安藤さんの気持ちはよくわかるし、若い世代にも響くんじゃないかな。普段は「ぎゅうして」なんて恥ずかしくて言えないけれど、あとから言っておけばよかった……みたいなこと、よくあるじゃないですか。(若林剛之)

「小さい時からずーっと思い続けている事があるの」という言葉も切ないですよね。健やかに過ごされているだろう現在の安藤さんの姿を見たら、天国のお母さまはどんなに安心されるか。そんな想像も膨らんでいく作品で、私も心がぎゅうとなりました。(右田昌美)

【カメヤマコメント】

作者が小さいころから今までずっと思い続けているたったひとつの願い。大好きなお母さんにぎゅっと抱きしめてもらうこと。まだ母親の温もりが恋しい小さな頃に、お母さんは他界してしまったのでしょう。お母さんが恋しくて何度も何度も布団の中で泣いたのでしょう。気づいたら白髪頭になっている自分だけれど、心の中はあの頃の小さい姿のまま。いつか天国で再会するときには、きっとお母さんが手を広げて待っているでしょうね。
ペット賞
賞金2万円

・副賞:カメヤマ商品

ペット賞 ひとり言

【審査員コメント】

この方の思いは私もよくわかります。うちは猫ですけれども、一番長生きしたジャッケルという猫の爪とぎの跡を、いまだに寝室のトイレの壁だけには残していて。それを見るたびに元気だった頃を思い出します。(湯川れい子)

ちゃみさんにとって 、この「跡」というのはたぶん子どもの成長を柱に刻む背くらべの跡、みたいなものなんでしょうね。愛犬との大切な思い出は絶対に消さないぞ、という強い気持ちが伝わってきますね。(若林剛之)

「ドアを鼻や足で押して開けようとした」とあるから、肉球とか鼻の跡なんでしょうね。動物らしいイキイキとした〝生きた証〟のようなものも感じられるのがいいですよね。(木村光希)

ペットを思う気持ちは言うまでもないことですけど、ちゃみさんの作品は「元気だった頃の跡」という言葉が印象深くて。何かの拍子に消えてしまうかもしれない〝はかないもの〟にも心を寄せられているのが素敵だなと。(右田昌美)

【カメヤマコメント】

毎日一緒に暮らしていると「嬉しい」「楽しい」「寂しい」「悲しい」というワンちゃんの感情はコロコロと変化していくのが分かりますよね。そして最も驚かされるのは「大好き」という犬の愛情表現の豊かさ。人間の3歳児くらいの無邪気さで「大好き」を体現してくれるその姿は本当に愛おしいものです。これからも愛情の「跡」とともに暮らしていくのでしょうね。
大 賞
賞金5万円 

カメヤマ商品

大賞 ひとり言

【審査員コメント】

可愛らしいですよね。4歳の子どもと30代のお母さんが一緒に手を合わせる姿に、明るい未来を感じます。(湯川れい子)

お母さんの真似をして4歳の息子が線香をあげて手を合わせながら、最後に「車のおもちゃがほちいです」とお願いしてしまうところが、小っちゃい子どもの〝あるある〟だなあと。微笑ましくていいなあ、と思いました。(若林剛之)

最後の「息子よ、ばーばはサンタさんちゃうで」というお母さんのツッコミも絶妙ですよね。読んだ瞬間、くすっと微笑んでしまいます。(谷川花子)

【カメヤマコメント】

仏壇に手を合わせるときはふざけずに、いたって真面目に。線香にも慎重に火をつけて、真剣な顔も忘れずに。4歳には4歳なりの祈りの作法がある。と思ったら…大爆笑。たどたどしいお願いごとと、ママのつっこみも秀逸。
審査員特別賞
賞金2万円 

カメヤマ商品

審査員特別賞 ひとり言

【審査員コメント】

安藤美和子さんとは年齢が近いからだと思いますが、今回唯一、涙がポロリとこぼれた作品でした。若い人はピンとこないかもしれないですけど、私もいまだに母親に「ぎゅう」してもらいたい気持ちがありますから。(湯川れい子)

僕も安藤さんの気持ちはよくわかるし、若い世代にも響くんじゃないかな。普段は「ぎゅうして」なんて恥ずかしくて言えないけれど、あとから言っておけばよかった……みたいなこと、よくあるじゃないですか。(若林剛之)

「小さい時からずーっと思い続けている事があるの」という言葉も切ないですよね。健やかに過ごされているだろう現在の安藤さんの姿を見たら、天国のお母さまはどんなに安心されるか。そんな想像も膨らんでいく作品で、私も心がぎゅうとなりました。(右田昌美)

【カメヤマコメント】

作者が小さいころから今までずっと思い続けているたったひとつの願い。大好きなお母さんにぎゅっと抱きしめてもらうこと。まだ母親の温もりが恋しい小さな頃に、お母さんは他界してしまったのでしょう。お母さんが恋しくて何度も何度も布団の中で泣いたのでしょう。気づいたら白髪頭になっている自分だけれど、心の中はあの頃の小さい姿のまま。いつか天国で再会するときには、きっとお母さんが手を広げて待っているでしょうね。
ペット賞
賞金2万円 

カメヤマ商品

ペット賞 ひとり言

【審査員コメント】

この方の思いは私もよくわかります。うちは猫ですけれども、一番長生きしたジャッケルという猫の爪とぎの跡を、いまだに寝室のトイレの壁だけには残していて。それを見るたびに元気だった頃を思い出します。(湯川れい子)

ちゃみさんにとって 、この「跡」というのはたぶん子どもの成長を柱に刻む背くらべの跡、みたいなものなんでしょうね。愛犬との大切な思い出は絶対に消さないぞ、という強い気持ちが伝わってきますね。(若林剛之)

「ドアを鼻や足で押して開けようとした」とあるから、肉球とか鼻の跡なんでしょうね。動物らしいイキイキとした〝生きた証〟のようなものも感じられるのがいいですよね。(木村光希)

ペットを思う気持ちは言うまでもないことですけど、ちゃみさんの作品は「元気だった頃の跡」という言葉が印象深くて。何かの拍子に消えてしまうかもしれない〝はかないもの〟にも心を寄せられているのが素敵だなと。(右田昌美)

【カメヤマコメント】

毎日一緒に暮らしていると「嬉しい」「楽しい」「寂しい」「悲しい」というワンちゃんの感情はコロコロと変化していくのが分かりますよね。そして最も驚かされるのは「大好き」という犬の愛情表現の豊かさ。人間の3歳児くらいの無邪気さで「大好き」を体現してくれるその姿は本当に愛おしいものです。これからも愛情の「跡」とともに暮らしていくのでしょうね。
VJAギフトカード 5,000円 ・副賞:カメヤマ商品
カメヤマ賞01
手を合わせるお相手:おばあちゃん
お葬式前日おばあちゃんのベッドの下から出てきた27年前に亡くなったおじいちゃんの写真。おばあちゃんらしいねと皆で肩を震わせた泣いた。やっと会えるねおばあちゃん。
ゆきちゃん(東京都)

【カメヤマコメント】

27年も前に先立ったおじいちゃんのことを一途に思い続けていた、ということが瞬時に伝わりました。その長い時間を悲しみとともに懸命に生き抜き、子どもたち孫たちから「おばあちゃんらしい」というたくさん愛された証の言葉をもらったおばあちゃん。天国で大好きなおじいちゃんとニコニコ笑っている顔が浮かびました。
手を合わせるお相手:父親
思いの外、何も知らないんだよなあ。スポーツカーと音楽と、孫でしょ。あとはお酒とタバコ。ほかになにが好きだったんだろうなあ。母さんか。
ありちゃん(新潟県)

【カメヤマコメント】

かわいい孫はもちろん溺愛。センスのいい趣味と男のたしなみのお酒とタバコ。たしかに他にもいろいろと時間は使えたはず。最後の「母さんか」の言葉で、お父さんがお母さんを心から大切にしていたことが分かりじわりときました。趣味と孫との時間の他は、大好きなお母さんと一緒の時間が一番幸せだったのでしょうね。
手を合わせるお相手:おばあちゃん
笑っているあなたの遺影、小学生の僕が撮った写真。あの時は、なにも考えず大好きなあなたの写真を撮りたかっただけ。湯呑を持ったパジャマ姿の白黒写真でごめんなさい。
北海ベア(神奈川県)

【カメヤマコメント】

満面の笑みでにっこりと笑っている遺影の中のおばあちゃん。作者がまだ小学生の頃に、大好きなおばあちゃんにカメラを向けている姿を想像しました。日常の中の気取らない姿に、家族だからこそ映せた愛のカタチを目撃したような気持ちになり、じんわり幸せな気分になりました。
手を合わせるお相手:父親
いつも困った時だけ呼び出しやがってと きっと怒っているに違いないけど 私の中では 勝手に困った時の父頼みって決めているから仕方ないねこの先もずっとよろしくね!
くーみんおばさん(千葉県)

【カメヤマコメント】

「困ったときの神頼み」ならぬ、「困ったときの父頼み」をしてくれるなんてお父さんとしてこんなに嬉しいことはないのではないでしょうか。笑いながら「またかよ~仕方ねぇな~」と言っているお父さんの顔が想像できて、父娘の仲睦まじさを感じました。
手を合わせるお相手:祖母
4-5才の頃、祖母に「家族で誰が1番好き?」と聞かれ、祖母が1番好きだったのに、恥ずかしくて「お父さん」と答えてしまった事が心残りです。おばあちゃんが大好き!
ぱいん(愛知県)

【カメヤマコメント】

なぜでしょうね。子どもってついその場の空気を読んでしまうことがあります。そのときは本人もそう言い聞かせていたのかもしれません。でも大人になるとちゃんと分かります。本当に好きだったのはおばあちゃんだったと、理由も含めて説明できるんですよね。でも当時、おばあちゃんもちゃんと分かっていたような気がしますよ。真っ直ぐな愛は伝わるものですからね。
手を合わせるお相手:主人
もうすぐお盆だね。
寄り道しないで1番に私のところに帰ってきてね。待ってるよ。
そして、たまには夢にも出てきて。
夢の中で手をつないで散歩でもしようよ。
まゆみ(山口県)

【カメヤマコメント】

まだお若い奥様の言葉に、一瞬受け入れがたい気持ちが走ります。そして、次の瞬間にまっすぐな愛の言葉が心に突き刺さります。決して無茶を言っているわけではなく、至極シンプルなご主人に無理のない範囲でのリクエストなのです。お二人が本当に仲が良かったということと、今もなお続く愛の深さが分かる作品。
手を合わせるお相手:母
レンジはチン、オーブンはブン。
結婚してから知ったけど、オーブンはブンって言わないらしいよ。
でもあなたの孫も、いずれオーブンはブンって言うんだろうな。
茶柱てー(埼玉県)

【カメヤマコメント】

家族の中心にいつもお母さんの笑顔があったのが分かりますね。いつも美味しいご飯を作ってくれて、多少のことはあはははと笑い飛ばし、毎日クルクルと忙しく働いていたお母さん。「チンして食べてね」「これはブンしたほうが美味しいよ」そんな会話が聞こえてきます。そして間違いなくお孫さんも「チン」と「ブン」を受け継ぐでしょうね。家族を笑顔にする魔法の言葉です。
手を合わせるお相手:お義母さん
6歳だった娘も反抗期真っ只中の14歳になりましたよ。私も娘も泣いたり怒ったりで子育て迷走中です。お義母さんなら、素敵な声かけするんだろうな…。聞きたいな…。
しみママ(茨城県)

【カメヤマコメント】

嫁いだ先のお母さんと仲がよかったのが伝わってきます。とても素敵なお母さんだったのも分かります。作者は義理の娘でありながら、お母さんの立居振る舞いを見て尊敬していたのでしょうね。家族の慌ただしい日々の中で、子育てに奮闘しながらもお母さんからもらった素敵な言葉を反芻して、自分を鼓舞しているのでしょう。血縁を超えたステキな母と娘の作品です。
手を合わせるお相手:大切な先輩のお母さん
おばちゃん、いつも笑顔だったよね、遺影もとびきり素敵な笑顔…切り取ったその写真の手には焼きイモ持ってたって聞いて「おばちゃんらしい!」って泣きながら笑っちゃった
深優希(みゆき)(福岡県)

【カメヤマコメント】

大切な先輩のお母さんは、いつも笑顔のやさしい人。自分の子、よその子の区別なく、家に寄る子どもたちをいつも笑わせて元気を配っていたんでしょう。ときには悩み事を相談され、真剣かつユーモアを交えて「大丈夫!」と言っていたのではと想像しました。手に持っていた焼き芋だって、誰かに食べさせようとしていたのかも。「おばちゃんらしい!」って最高の誉め言葉ですね。
手を合わせるお相手:長男
似てないと思ったけど仏間でゆっくり写真を見上げ気付いたの。兄弟って似てくるものね。はにかむような笑い方が君と同じ。異論があるなら夢でどうぞ。楽しみにしてるよ。
ミズイロ(福岡県)

【カメヤマコメント】

先立ってしまった長男の遺影を見ながら、兄弟である次男が成長してきてふとした表情が似ていると気付いた描写が、短い言葉で分かりやすくそのはにかむような笑い方まで浮かんできました。「異論があるなら夢でどうぞ」「楽しみにしてるよ」は母の愛が詰まっていて言葉にならない感情が湧いてきました。
手を合わせるお相手:彼氏
人は忘れられたら死ぬんだって。
でもね
忘れるって心を亡くすって書くんだよ。

私が貴方への心を
亡くすことはないから

これからも私と生きていけると思うんだ
ふわくろ(東京都)

【カメヤマコメント】

10代で味わった大きな悲しみは筆舌に尽くしがたい。大好きな人を失って、空洞になってしまった心は日々揺れ動き、何かで埋めたいという安易な考えもあったかもしれない。悲しみを乗り越えようと葛藤しているときに、ある言葉を見つけた。その言葉を噛みしめているうちに、死は二人をわかつものではなく心でつながっていけるものなんだと、まるで光を見つけたような気持ちになったのではないかと想像させる、切なくも美しい作品。
手を合わせるお相手:お祖母ちゃん
本当は粒餡が好きなくせに、私がこし餡のほうが好きって言ったから、こし餡のお饅頭しか買ってこなくなっちゃったんだよね。仏壇に供えたお饅頭は粒餡だよ、お祖母ちゃん。
メアリー(大阪府)

【カメヤマコメント】

「THE☆祖母の愛」が詰まっている作品。孫が喜ぶ顔が見たいからつい孫の「好き」を優先させてしまう気持ちはとっても分かりますね。なんでも孫最優先のお祖母ちゃんのあふれる愛を受けてスクスクと育った作者もまた、ちゃんと愛を返しているところにぐっときます。
手を合わせるお相手:おじいちゃん
おいしい煎餅を食べたとき、ふと「おじいちゃんに持って行ったろか」と口から出た。もう8年も前なのに。お盆だから帰ってきてたんだよね。おかえりなさい。
さやか(奈良県)

【カメヤマコメント】

おいしいものを食べているとき「大好きな人に食べさせたい」と思うものです。それが両親であったり、子どもだったり。ところがこの作品では、8年前に亡くなったおじいちゃんに「持って行ったろか」と言葉が出て来た。きっと作者ご本人が一番驚いたことでしょう。聞いていたおじいちゃんもびっくりしたはずです。大好きだから、ここぞというときに出たひとことだったのでしょうね。
手を合わせるお相手:妻
あれからもう6年。僕も歳なので今年こそ断捨離しようと思ったけれど、やっぱり写真1枚、ボールペン1本捨てられずにいる。だってすべてに君との思い出が宿っているから。
紫雲山(大阪府)

【カメヤマコメント】

奥様が天国に旅立ってから6年。まるで奥様がまだそこにいるかのように、家のものをそのままにしているのかもしれませんね。心の整理はなかなかつかないものです。一緒に食事をした食卓、奥様が腕をふるった台所、玄関、寝室。そこらに奥様の思い出が息づいているのでしょう。もう少しこのままで…と一緒になってそう願わずにはいられません。
手を合わせるお相手:父
ヴァージンロードの扉の前、お父さんが「ゆーっくり歩こうな」なんて真面目な顔して言うからさ、結婚する嬉しさよりも淋しさが溢れて、お化粧落ちちゃったじゃん。
めみ(千葉県)

【カメヤマコメント】

お父さんは結婚式の数日前から、娘さんとの日々を思い出しては幸せな気持ちをかみしてめていたのではないでしょうか。幼い頃のかわいい笑顔を思い出して「嫁に出したくない」という気持ちと素直に祝ってあげたい気持ちの葛藤。そんな日々が「ゆーっくり歩こうな」という言葉となって出て来たのでしょう。1秒でも長くこの瞬間が続きますようにという父と娘の美しい作品。
手を合わせるお相手:じいじ
巨人軍が負けたら機嫌が悪くなるじぃじ。
ずっと不思議に思ってた。
もうすぐ、阪神が負けると機嫌が悪くなる彼と結婚します。
よりによって宿敵阪神ファンでごめんね。
まあ(京都府)

【カメヤマコメント】

いつも優しいじいじが、なぜか巨人軍が負けると機嫌が悪くなるのが小さい頃の作者は不思議だったのでしょうね。結婚相手がじいじの宿敵「阪神」ファンというところがなんともドラマチックで、じいじの複雑な顔が思い浮かびます。とはいえ、大切な孫娘の幸せを願うじいじは男らしく拍手を送っていることでしょう。
手を合わせるお相手:娘
君の晴れ着姿を初めて見たよ。君が微笑んでいる姿を見た瞬間、夢から覚めた。ちゃんと覚えている。有難う。二十歳の姿を見せに来てくれたんだね。すぐに君だとわかったよ。
はると(大阪府)

【カメヤマコメント】

20歳を迎えることなく天に召されてしまった娘さんが、夢の中に晴れ着姿で現れた。娘さんと同年代の子どもたちが成長していく姿をみて、生きていたらこんな感じなんだろうな…と日々想いを馳せていたであろうお父さん。まさか晴れ着姿を見れるとは思っていなかったところに、夢に現れた娘さんの粋な計らい。こんな親孝行なことはないですね。
手を合わせるお相手:友
『アフリカだよ。サファリ楽しい!』『インド暑すぎ』貴女からの絵ハガキにいつも驚かされた。便りが途絶えて3年。そろそろ『天国快適、最高!』のハガキちょうだいよ。
かもめ(千葉県)

【カメヤマコメント】

いつだって行動力抜群の友からふいに届くハガキにいつも驚かされる。今度はアフリカ?インド?とびっくりするのと同時に、なかなか行けない場所にすいすいと自由に飛んで行く友人に勇気をもらっていたのでしょう。ハガキが届かなくなって3年。これまでにもらったハガキを何度も読み返しては泣き笑いしていたのでしょう。最後の一文は心からのリクエストなのだと沁みました。
手を合わせるお相手:妻
「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」「ご飯食べよう」「だいすき」姿は見えなくなっても変わらず話しかけてるよ。
いつものよう返事してくれてるかな。
車の整備士だよ(三重県)

【カメヤマコメント】

日常の生活の中でふと口から出る言葉たち。これぞ「ひとり言」なのでしょうね。どれも言い慣れた言葉の中で、ひときわ輝く「だいすき」。作者にとってこの言葉は、奥様との日々の中でいつも言っていた言葉。奥様はこの「だいすき」に対してなんという言葉で返事をしていたのでしょうか。ふたりだけの空間に広がるなんともやさしい言葉の響きに癒された作品。
手を合わせるお相手:母親
父さんと一度も喧嘩したことがなかったね。母さんに乱暴な口をきくと、父さんに「君の母親になる前から僕の妻なんだから大事にしてくれ」って言われた。説得力あったな。
良介の父(東京都)

【カメヤマコメント】

お父さんとお母さんが喧嘩しているところを一度も見ずに育ってこれたという、奇跡のような家庭で育った作者。そんな作者にも反抗期があり、ついお母さんを困らせるようなことを口走ってしまう。一般的にはよくある家族の光景のはずなのに、お父さんが放ったひとことは「お母さんへの愛とリスペクト」が溢れていた。思わず作者も納得のお父さんのお母さんへの愛の深さに脱帽です。
カメヤマ賞03
カメヤマ賞

VJAギフトカード 5,000円
カメヤマ商品

手を合わせるお相手:おばあちゃん
お葬式前日おばあちゃんのベッドの下から出てきた27年前に亡くなったおじいちゃんの写真。おばあちゃんらしいねと皆で肩を震わせた泣いた。やっと会えるねおばあちゃん。
ゆきちゃん(東京都)
【カメヤマコメント】:27年も前に先立ったおじいちゃんのことを一途に思い続けていた、ということが瞬時に伝わりました。その長い時間を悲しみとともに懸命に生き抜き、子どもたち孫たちから「おばあちゃんらしい」というたくさん愛された証の言葉をもらったおばあちゃん。天国で大好きなおじいちゃんとニコニコ笑っている顔が浮かびました。
手を合わせるお相手:父親
思いの外、何も知らないんだよなあ。スポーツカーと音楽と、孫でしょ。あとはお酒とタバコ。ほかになにが好きだったんだろうなあ。母さんか。
ありちゃん(新潟県)
【カメヤマコメント】:かわいい孫はもちろん溺愛。センスのいい趣味と男のたしなみのお酒とタバコ。たしかに他にもいろいろと時間は使えたはず。最後の「母さんか」の言葉で、お父さんがお母さんを心から大切にしていたことが分かりじわりときました。趣味と孫との時間の他は、大好きなお母さんと一緒の時間が一番幸せだったのでしょうね。
手を合わせるお相手:おばあちゃん
笑っているあなたの遺影、小学生の僕が撮った写真。あの時は、なにも考えず大好きなあなたの写真を撮りたかっただけ。湯呑を持ったパジャマ姿の白黒写真でごめんなさい。
北海ベア(神奈川県)
【カメヤマコメント】:満面の笑みでにっこりと笑っている遺影の中のおばあちゃん。作者がまだ小学生の頃に、大好きなおばあちゃんにカメラを向けている姿を想像しました。日常の中の気取らない姿に、家族だからこそ映せた愛のカタチを目撃したような気持ちになり、じんわり幸せな気分になりました。
手を合わせるお相手:父親
いつも困った時だけ呼び出しやがってと きっと怒っているに違いないけど 私の中では 勝手に困った時の父頼みって決めているから仕方ないねこの先もずっとよろしくね!
くーみんおばさん(千葉県)
【カメヤマコメント】:「困ったときの神頼み」ならぬ、「困ったときの父頼み」をしてくれるなんてお父さんとしてこんなに嬉しいことはないのではないでしょうか。笑いながら「またかよ~仕方ねぇな~」と言っているお父さんの顔が想像できて、父娘の仲睦まじさを感じました。
手を合わせるお相手:祖母
4-5才の頃、祖母に「家族で誰が1番好き?」と聞かれ、祖母が1番好きだったのに、恥ずかしくて「お父さん」と答えてしまった事が心残りです。おばあちゃんが大好き!
ぱいん(愛知県)
【カメヤマコメント】:なぜでしょうね。子どもってついその場の空気を読んでしまうことがあります。そのときは本人もそう言い聞かせていたのかもしれません。でも大人になるとちゃんと分かります。本当に好きだったのはおばあちゃんだったと、理由も含めて説明できるんですよね。でも当時、おばあちゃんもちゃんと分かっていたような気がしますよ。真っ直ぐな愛は伝わるものですからね。
手を合わせるお相手:主人
もうすぐお盆だね。
寄り道しないで1番に私のところに帰ってきてね。待ってるよ。
そして、たまには夢にも出てきて。
夢の中で手をつないで散歩でもしようよ。
まゆみ(山口県)
【カメヤマコメント】:まだお若い奥様の言葉に、一瞬受け入れがたい気持ちが走ります。そして、次の瞬間にまっすぐな愛の言葉が心に突き刺さります。決して無茶を言っているわけではなく、至極シンプルなご主人に無理のない範囲でのリクエストなのです。お二人が本当に仲が良かったということと、今もなお続く愛の深さが分かる作品。
手を合わせるお相手:母
レンジはチン、オーブンはブン。
結婚してから知ったけど、オーブンはブンって言わないらしいよ。
でもあなたの孫も、いずれオーブンはブンって言うんだろうな。
茶柱てー(埼玉県)
【カメヤマコメント】:家族の中心にいつもお母さんの笑顔があったのが分かりますね。いつも美味しいご飯を作ってくれて、多少のことはあはははと笑い飛ばし、毎日クルクルと忙しく働いていたお母さん。「チンして食べてね」「これはブンしたほうが美味しいよ」そんな会話が聞こえてきます。そして間違いなくお孫さんも「チン」と「ブン」を受け継ぐでしょうね。家族を笑顔にする魔法の言葉です。
手を合わせるお相手:お義母さん
6歳だった娘も反抗期真っ只中の14歳になりましたよ。私も娘も泣いたり怒ったりで子育て迷走中です。お義母さんなら、素敵な声かけするんだろうな…。聞きたいな…。
しみママ(茨城県)
【カメヤマコメント】:嫁いだ先のお母さんと仲がよかったのが伝わってきます。とても素敵なお母さんだったのも分かります。作者は義理の娘でありながら、お母さんの立居振る舞いを見て尊敬していたのでしょうね。家族の慌ただしい日々の中で、子育てに奮闘しながらもお母さんからもらった素敵な言葉を反芻して、自分を鼓舞しているのでしょう。血縁を超えたステキな母と娘の作品です。
手を合わせるお相手:大切な先輩のお母さん
おばちゃん、いつも笑顔だったよね、遺影もとびきり素敵な笑顔…切り取ったその写真の手には焼きイモ持ってたって聞いて「おばちゃんらしい!」って泣きながら笑っちゃった
深優希(みゆき)(福岡県)
【カメヤマコメント】:大切な先輩のお母さんは、いつも笑顔のやさしい人。自分の子、よその子の区別なく、家に寄る子どもたちをいつも笑わせて元気を配っていたんでしょう。ときには悩み事を相談され、真剣かつユーモアを交えて「大丈夫!」と言っていたのではと想像しました。手に持っていた焼き芋だって、誰かに食べさせようとしていたのかも。「おばちゃんらしい!」って最高の誉め言葉ですね。
手を合わせるお相手:長男
似てないと思ったけど仏間でゆっくり写真を見上げ気付いたの。兄弟って似てくるものね。はにかむような笑い方が君と同じ。異論があるなら夢でどうぞ。楽しみにしてるよ。
ミズイロ(福岡県)
【カメヤマコメント】:先立ってしまった長男の遺影を見ながら、兄弟である次男が成長してきてふとした表情が似ていると気付いた描写が、短い言葉で分かりやすくそのはにかむような笑い方まで浮かんできました。「異論があるなら夢でどうぞ」「楽しみにしてるよ」は母の愛が詰まっていて言葉にならない感情が湧いてきました。
手を合わせるお相手:彼氏
人は忘れられたら死ぬんだって。
でもね
忘れるって心を亡くすって書くんだよ。

私が貴方への心を
亡くすことはないから

これからも私と生きていけると思うんだ
ふわくろ(東京都)
【カメヤマコメント】:10代で味わった大きな悲しみは筆舌に尽くしがたい。大好きな人を失って、空洞になってしまった心は日々揺れ動き、何かで埋めたいという安易な考えもあったかもしれない。悲しみを乗り越えようと葛藤しているときに、ある言葉を見つけた。その言葉を噛みしめているうちに、死は二人をわかつものではなく心でつながっていけるものなんだと、まるで光を見つけたような気持ちになったのではないかと想像させる、切なくも美しい作品。
手を合わせるお相手:お祖母ちゃん
本当は粒餡が好きなくせに、私がこし餡のほうが好きって言ったから、こし餡のお饅頭しか買ってこなくなっちゃったんだよね。仏壇に供えたお饅頭は粒餡だよ、お祖母ちゃん。
メアリー(大阪府)
【カメヤマコメント】:「THE☆祖母の愛」が詰まっている作品。孫が喜ぶ顔が見たいからつい孫の「好き」を優先させてしまう気持ちはとっても分かりますね。なんでも孫最優先のお祖母ちゃんのあふれる愛を受けてスクスクと育った作者もまた、ちゃんと愛を返しているところにぐっときます。
手を合わせるお相手:おじいちゃん
おいしい煎餅を食べたとき、ふと「おじいちゃんに持って行ったろか」と口から出た。もう8年も前なのに。お盆だから帰ってきてたんだよね。おかえりなさい。
さやか(奈良県)
【カメヤマコメント】:おいしいものを食べているとき「大好きな人に食べさせたい」と思うものです。それが両親であったり、子どもだったり。ところがこの作品では、8年前に亡くなったおじいちゃんに「持って行ったろか」と言葉が出て来た。きっと作者ご本人が一番驚いたことでしょう。聞いていたおじいちゃんもびっくりしたはずです。大好きだから、ここぞというときに出たひとことだったのでしょうね。
手を合わせるお相手:妻
あれからもう6年。僕も歳なので今年こそ断捨離しようと思ったけれど、やっぱり写真1枚、ボールペン1本捨てられずにいる。だってすべてに君との思い出が宿っているから。
紫雲山(大阪府)
【カメヤマコメント】:奥様が天国に旅立ってから6年。まるで奥様がまだそこにいるかのように、家のものをそのままにしているのかもしれませんね。心の整理はなかなかつかないものです。一緒に食事をした食卓、奥様が腕をふるった台所、玄関、寝室。そこらに奥様の思い出が息づいているのでしょう。もう少しこのままで…と一緒になってそう願わずにはいられません。
手を合わせるお相手:父
ヴァージンロードの扉の前、お父さんが「ゆーっくり歩こうな」なんて真面目な顔して言うからさ、結婚する嬉しさよりも淋しさが溢れて、お化粧落ちちゃったじゃん。
めみ(千葉県)
【カメヤマコメント】:お父さんは結婚式の数日前から、娘さんとの日々を思い出しては幸せな気持ちをかみしてめていたのではないでしょうか。幼い頃のかわいい笑顔を思い出して「嫁に出したくない」という気持ちと素直に祝ってあげたい気持ちの葛藤。そんな日々が「ゆーっくり歩こうな」という言葉となって出て来たのでしょう。1秒でも長くこの瞬間が続きますようにという父と娘の美しい作品。
手を合わせるお相手:じいじ
巨人軍が負けたら機嫌が悪くなるじぃじ。
ずっと不思議に思ってた。
もうすぐ、阪神が負けると機嫌が悪くなる彼と結婚します。
よりによって宿敵阪神ファンでごめんね。
まあ(京都府)
【カメヤマコメント】:いつも優しいじいじが、なぜか巨人軍が負けると機嫌が悪くなるのが小さい頃の作者は不思議だったのでしょうね。結婚相手がじいじの宿敵「阪神」ファンというところがなんともドラマチックで、じいじの複雑な顔が思い浮かびます。とはいえ、大切な孫娘の幸せを願うじいじは男らしく拍手を送っていることでしょう。
手を合わせるお相手:娘
君の晴れ着姿を初めて見たよ。君が微笑んでいる姿を見た瞬間、夢から覚めた。ちゃんと覚えている。有難う。二十歳の姿を見せに来てくれたんだね。すぐに君だとわかったよ。
はると(大阪府)
【カメヤマコメント】:20歳を迎えることなく天に召されてしまった娘さんが、夢の中に晴れ着姿で現れた。娘さんと同年代の子どもたちが成長していく姿をみて、生きていたらこんな感じなんだろうな…と日々想いを馳せていたであろうお父さん。まさか晴れ着姿を見れるとは思っていなかったところに、夢に現れた娘さんの粋な計らい。こんな親孝行なことはないですね。
手を合わせるお相手:友
『アフリカだよ。サファリ楽しい!』『インド暑すぎ』貴女からの絵ハガキにいつも驚かされた。便りが途絶えて3年。そろそろ『天国快適、最高!』のハガキちょうだいよ。
かもめ(千葉県)
【カメヤマコメント】:いつだって行動力抜群の友からふいに届くハガキにいつも驚かされる。今度はアフリカ?インド?とびっくりするのと同時に、なかなか行けない場所にすいすいと自由に飛んで行く友人に勇気をもらっていたのでしょう。ハガキが届かなくなって3年。これまでにもらったハガキを何度も読み返しては泣き笑いしていたのでしょう。最後の一文は心からのリクエストなのだと沁みました。
手を合わせるお相手:妻
「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」「ご飯食べよう」「だいすき」姿は見えなくなっても変わらず話しかけてるよ。
いつものよう返事してくれてるかな。
車の整備士だよ(三重県)
【カメヤマコメント】:日常の生活の中でふと口から出る言葉たち。これぞ「ひとり言」なのでしょうね。どれも言い慣れた言葉の中で、ひときわ輝く「だいすき」。作者にとってこの言葉は、奥様との日々の中でいつも言っていた言葉。奥様はこの「だいすき」に対してなんという言葉で返事をしていたのでしょうか。ふたりだけの空間に広がるなんともやさしい言葉の響きに癒された作品。
手を合わせるお相手:母親
父さんと一度も喧嘩したことがなかったね。母さんに乱暴な口をきくと、父さんに「君の母親になる前から僕の妻なんだから大事にしてくれ」って言われた。説得力あったな。
良介の父(東京都)
【カメヤマコメント】:お父さんとお母さんが喧嘩しているところを一度も見ずに育ってこれたという、奇跡のような家庭で育った作者。そんな作者にも反抗期があり、ついお母さんを困らせるようなことを口走ってしまう。一般的にはよくある家族の光景のはずなのに、お父さんが放ったひとことは「お母さんへの愛とリスペクト」が溢れていた。思わず作者も納得のお父さんのお母さんへの愛の深さに脱帽です。
カメヤマオリジナルグッズ
入賞01
手を合わせるお相手:お義母さん
嫁いだ日『今日からはずっと味方だよ』と言って
ホントにずうっと味方だった
虹の橋を渡るその日まで
お義母さんの編みかけのセーターを今冬に
私が仕上げたよ
よし子せんせい(群馬県)
手を合わせるお相手:飼い猫
遠方での初めての一人暮らし。
あなたがいてくれたから仕事も頑張れた。一緒に寝て一緒にご飯を食べて、震災の時には一緒には避難した。ペットじゃなくて友達だったよ。
べあきゃん(宮城県)
手を合わせるお相手:お父さん
お母さんが余命1か月と告げられました。もうすぐお父さんのそばに行くと思う。父さん亡くなってから49年間4人の子供を一人で育てたこと、いっぱい褒めてあげてね。
はるまま(神奈川県)
手を合わせるお相手:お父さん
もう抱っこ出来ないよ。大腸癌でなくなった父親が死ぬ半年前に私に言った一言です。
カロリーな(北海道)
手を合わせるお相手:主人
あの手この手で知らせてくれていたのね。
レシートに車のナンバー、時計の針、誕生日の数字なんども見せるから笑っちゃった。見守てくれてありがとう。
kiseki(北海道)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
亡くなる数日前、大病で声を出すことができなくなった口で、必死に何かを伝えようとしてくれていたね。私はありがとうしか読み取れなかった。こちらこそありがとうね。
みー(東京都)
手を合わせるお相手:祖父と祖母
夢の中で祖母に「おじいちゃんそっち着いた?」って聞いたら、「久しぶりに会えたよ」って笑っていた。どことなく二人並んだ写真もいつもより笑っている気がした。
りえら(岡山県)
手を合わせるお相手:おじいちゃん
優しいおじいちゃんがすっごく怒った夜のこと。
『自分を幸せにせんで誰を幸せにできるか!』
今、私は自分を幸せにしてあげて
幸せにしたいと思える人と一緒にいるよ。
あやぴ(長野県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
家庭菜園の後にお墓参りに行ったよ
手を合わせて拝むと
土のにおいが香ったよ
おばあちゃんの美味しい野菜を思い出したよ
僕も同じ匂いの手になったよ
らくだたろう(兵庫県)
手を合わせるお相手:祖母
足腰が悪いのに、「食べるかい?」と二階の部屋までいつもおやつを持ってきてくれたよね。今度は私がおやつをあげるからゆっくり食べてよ、おばあちゃん。
みこ(栃木県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
百合子さん、貴方が育ててたユリの花が今年はたくさん花をつけました。
向こうで何か良いことがあったのかな?
この時期は、いつも貴方を思い出します。
ちょこ(兵庫県)
手を合わせるお相手:黒猫のにゃあ姉さん
私が泣くと、しっぽで涙を拭ってくれたね。そんな猫は君ひとりだったよ。
私が寄りかかると、溜息をついたね。あんなに甘えられたのは、君が私のお姉さんだったからだよ。
ハッカチャン(東京都)
手を合わせるお相手:祖父母
暑い夏、ドキドキしながら改札口に降りると、2人とも満面の笑みで手を振って待っていてくれたよね。今でもふと子供に戻って、2人に駆け寄って抱きしめて欲しくなるよ。
ジュンジュン(神奈川県)
手を合わせるお相手:娘
小さな体で、お空へ旅立っていったあなた。
毎日泣いていた私の夢に現れて、「ママ、泣かないで。またね。」と言ってくれたね。
あなたを想い、生きていきます。
るんママ(山口県)
手を合わせるお相手:元婚約者
34年前は泣くだけや。今はスマホで独り言や。早いもんやな歳月は。堪忍な。俺だけ幸せになってしもて。でも子供3人は巣立たせた。少しは誉めてくれるかな?待っててな。
いずこはるこ(大阪府)
手を合わせるお相手:母
ママ、パパは大丈夫。毎日ちゃんとご飯食べてるよ。
おうちもきれいにしてるよ。
でも、たまに泣いてるよ。ママがいなくて寂しいっていう顔してるよ。
ママに会いたい。
はるのこ(神奈川県)
手を合わせるお相手:大好きなママ
ママー!私大学生なったよ。髪染めて耳ば開けたらママに似とるってよく言われるようになったばい。ママ譲りのでっかか目ば今日も開けてから一日頑張るね!
愛してるよー
ゆりちゃん(福岡県)
手を合わせるお相手:大好きだった夫
1人だけど、頑張ってるよ。
突然先に逝ってしまって、しまったって思ってるでしょ。ほんとだよ。困ってるもん。
「でもママなら大丈夫」って、上から見ててね
MELL うめみ(神奈川県)
手を合わせるお相手:最愛の母
ママ、夢でもいい。幽霊でもいい。
ひたすら逢いたい。
温泉好きだったママのお背中、また流させてよ。
娘にしかできないこと、もっとさせてほしかったのに……。
みーちゃんの愛娘。(神奈川県)
手を合わせるお相手:祖母
ばあちゃん、一つもらうね。お仏壇に供えた饅頭は、一分ももたない。写真の中のばあちゃん、今にも「つまみ食いはダメよ」と笑い出しそう。私が小さかったあの頃みたいに。
もこもこ(滋賀県)
手を合わせるお相手:妻
君が亡くなる前に一緒に行く予定だった北海道のラベンダー畑。僕は一人で訪れた。隣に君はいない。ただ風に揺れるラベンダーの花が君の笑顔のようで僕は微笑み返したよ。
白畑つばめ(兵庫県)
手を合わせるお相手:祖父
冬に植えてくれたチューリップが庭にいっぱい咲いたんよ。そんなつもりじゃなかったと思うけど、すごいサプライズにみんな大喜びでピクニックしたんよ。ありがとうね。
赤いチューリップ(和歌山県)
手を合わせるお相手:母親
私がやんちゃしてた頃帰らない日々 明け方に帰宅しても 玄関空いてたよね ラップした晩御飯 食べてあげずごめんね今はあなたの大好きな かぼちゃの煮物供えます
まあやラブ(愛知県)
手を合わせるお相手:妻
君は何でも先行予約が好きだった。冷めた目で見てた僕。でも初めて先行予約したいと思った。来世一緒になれるなら誰よりも先に君と一緒になれる権利の先行予約をしたいと。
葉森つばめ(兵庫県)
手を合わせるお相手:娘
もう、会わなくなり、9年になりましたね。2年前頃にあなたが手紙を書いてたのがでてきた。手紙を読んで号泣。生きたい、生きたかったと、わかりました。ありがとう
あけ(愛媛県)
手を合わせるお相手:母
「大丈夫だよ」って言いたいとき、空から応援しているでしょう? 気持ちがめいったとき、見上げるといつも、ひこうき雲がある。ちゃんと届いているよ。私、がんばるよ。
にしの桃子(愛知県)
手を合わせるお相手:祖父
小さかった頃、助手席はいつでも私のものだった。今でも夢にみる、祖父の、ちょっぴり得意げな横顔。また今度、会いに行くよ。合言葉は「ハイオク満タンで」。
孫っこ(宮城県)
手を合わせるお相手:ひいおばあちゃん
ばあちゃん、最後は俺のこと忘れて、親父だと勘違いしてたよな。それ見て親父泣いてたな。でも俺は悲しくなかったよ。家族は繋がってんだなぁって、俺は暖かくなった。
あさひ(東京都)
手を合わせるお相手:妻
やっぱり 一人は寂しいよ 私はこの先
どうやって生きていけばいいの? あなたが居ない人生なんて ずっと一緒に居られると思ってた 50歳は 早すぎたよ 寂しいよ
えっちゃん(神奈川県)
手を合わせるお相手:夫
あいつ元気かなぁ。って貴方が気にかけていた親友。彼が帰り際に遺骨をポンポンとたたいて優しかった〜。ってつぶやいた姿を思い出すと私はいつも胸を締め付けられます。
花波(静岡県)
手を合わせるお相手:母
お母さんと行きたかった所。ビアガーデン、露天風呂、百均。どんどん飲んで。あー、いい湯だねえ。何でも買っていいよ。親孝行したいときに親はなし。なんてね。フフフ
古子(熊本県)
手を合わせるお相手:兄
私は「お兄ちゃん」の年齢をとっくに追い越したけど、ときどき、むしょうに、記憶に残るあなたの声の呼びかけに「お兄ちゃん何?」って返事をしたくなるんだよ。知ってた?
なむあみだぶ子(和歌山県)
手を合わせるお相手:父
七夕のお星さんがたくさんの時、旅立つね。先に行ってごめんねと、母に告げ、久々晴れた七夕の7月7日7時7分に旅立った父。センチメンタルだと初めて知った57歳だよ。
なりりん(奈良県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
亡くなった人のことを思い出すと天国ではその人に上からお花が降り注ぐんだって。天国でも大好きなガーデニングができるように、毎日おばあちゃんのこと思い出すからね。
はりっこ(京都府)
手を合わせるお相手:父
毎年この日は晴天で、お父さんの代わりの日傘、今日も忘れずに持って来たよ。雨女に晴男。この日だけはお父さんに絶対勝てない。そんなに照らさなくても私は大丈夫だから。
リボン(神奈川県)
手を合わせるお相手:お母さん
もう還暦だよ。
専業主婦のお母さんみたいになりたくないと思ってたけど
気がつくと私も主婦で家庭菜園作って同じ趣味。
お墓の花、お供えするのに始めた趣味だよ。
娘の目(石川県)
手を合わせるお相手:父親
葬儀の記憶が残る香りが父をもっと遠くへ連れて行く気がしてお線香を使えない。ある時、包み込んでくれる父の様な優しい香りに出会った。父ちゃん、初めてお線香使うよ。
めぐ(宮城県)
手を合わせるお相手:父
おはようも、ごめんねも、今なら言えるのに。どうして今まで言えなかったんだろう。ねぇ、おはよう。今日もいい天気だよ。いつも心配かけてばかりで、ごめんね。
寛子(愛知県)
手を合わせるお相手:息子
ただいま、一番聞きたい君の言葉
おかえり、一番君に言いたい言葉
四文字の二つの言葉が重なった時
しあわせに包まれた
おかえり
待ちきれなくて先に言ってしまった
あーこ(愛知県)
手を合わせるお相手:ばあば
ばあばは、魔法使いになったでしょ?私のピンチをチャンスに変える魔法を使ったのを知ってるよ。次はどんな魔法を習っているの?楽しみにしてるよ、ばあば。
みーちゃん(茨城県)
手を合わせるお相手:夫
まだ迎えに来てくれないの?
あなたが逝ってから3年7ヶ月。
仲良し夫婦は、3年のうちに迎えに来ると言うのに!あなたはまだ来ない。あなたは寂しくないの?私は寂しい
あかはなちゃん(群馬県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
おばあちゃん、認知症になったおじいちゃんは、おばあちゃんの仏壇の写真を見て「誰かわからないけれど、とても綺麗な人」と言ってたよ。ずっと、運命の人なんだね。
いちこ(大阪府)
手を合わせるお相手:母
葬儀の後に可愛いブーツが残っていたね。
「誰のかな?」と気がかりだったけど、レシート見て分かったよ。事故の当日、貴方が買ったんだね。代わりに私が履いてます。
大きな実(山形県)
手を合わせるお相手:母さん
「誰の絵かと思ったらあなたの絵でした。上手だね」と小学生の授業参観日の後に話してくれたことばで図画工作が得意になりました。

また、褒めてくれないかな
かっぱ(東京都)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
特製だしのうどんのレシピ、聞いておけばよかったな。
得意なお裁縫もちゃんと教えてもらえばよかったな。
ずっと元気だと思っていたから
手を合わす度、私質問ばかりね
とんとん(福岡県)
手を合わせるお相手:親友の恭子ちゃん
子供時代の8ミリをCDにしたら、学校帰りの私の後ろで手を振ってるの貴方だよね?米粒くらいにしか写ってないけど、また会えるなんて思ってなかったから泣いちゃった。
海辺摩耶子(千葉県)
手を合わせるお相手:父親
昔物事がうまく行かず泣いていた私に「ちびはパパのちびだから何でも出来る」と頭を撫でてくれた父。50歳を超えてもなをその言葉で自分を鼓舞する私。パパ会いたいよ。
ちび(神奈川県)
手を合わせるお相手:上司
僕はまだ、手を合わせることが出来ません。あれもこれも仕事を受ける欲ばりな僕が、あなたがいないことだけは受け入れることが出来ません。もう少しだけ、時間をください。
ひさ(茨城県)
手を合わせるお相手:母さん
今の私と同じ年頃の母さんのチャーミングな写真が出てきた。庭先で写真挟んで姉と同じポーズで父に写真を撮ってもらったら、子供に戻った気がしたよ。母さん、会いたいよ。
秋桜(茨城県)
手を合わせるお相手:父親
ジィジと呼ぶ様になってから8年、お別れが近くなってからは昔みたいにパパって言う様にしたよ。久しぶりに呼ぶのは照れくさかったけど娘に戻れたパパとの時間ありがとう。
まめ(大阪府)
手を合わせるお相手:お父さん
父が亡くなり11年。年々父に似てきた私、鏡を見ればほらそこには、お父さんがいるみたい!俺にそっくりだと、笑う父。顔も、頑固な性格も、丸ごと貰ったよ!ありがとう!
さとまま(長崎県)
手を合わせるお相手:義父
「おとうさん」
野球帽を被った人とすれ違って、思わず声をかけそうになりました。
「ようっ!」
って返事をしてくれる気がして。
もういないけれど、
まだ、います。
kaykay(東京都)
手を合わせるお相手:夫
新聞を取りに行った朝、語りかける様に私の耳元で繰り旋回した
精霊蜻蛉。
あのトンボは貴方だったのね。何度も「会いに来て」と願ったくせに、気が付くのが遅くてごめん
ケイさん(佐賀県)
手を合わせるお相手:夫
「早く来いよ」と言われて「10年いや15年ぐらい待っとって」と言ったけど本当に会えるなら早く行ってもいいな。
miru0022(福岡県)
手を合わせるお相手:年下の親友
毎年アプリから『Kさんの誕生日です』って通知を受けとる度に、貴女のことを思い出す。私より3日早い誕生日。何年経っても忘れさせてくれない女だよって、今年も笑い泣く
さいやん(千葉県)
手を合わせるお相手:お婆ちゃん
皺皺の笑顔で「おおきに」が口癖だった優しいお婆ちゃん。今日もお年寄りに席を譲ったらお婆ちゃんそっくりになってたよ。いいことするたび会いに来てくれるね。おおきに。
とし(東京都)
手を合わせるお相手:娘
ミルクだったお供えもプリンセスのコップに入れたりんごジュースになったね。ママの心の中だけでも素敵な女の子に成長していくあなたを想像させてね。
3兄妹のママ(長崎県)
手を合わせるお相手:ばあちゃん
ご近所さんが「うちの漬け物はあなたのおばあちゃんに教えてもらったとよ」
誇らしくて嬉しくて懐かしくて涙が止まらんよ。
深優希(みゆき)(福岡県)
手を合わせるお相手:夫
料理好きだと思ってたけど、美味しいと褒めてくれる貴方に作る料理が好きなだったんだなと気付きました。
そっちでも食べてくれてるかな。
文音(岡山県)
手を合わせるお相手:パパへ
忘れなきゃいけない!父娘と言っても良い位の年齢差!いつかは別れが来ることは判っていたけど、奥さんに看取って貰う事を選ぶなんて!辛すぎます。でも、世界一幸せでした
ブルーベリー(岩手県)
手を合わせるお相手:夫
幼い息子と私を残し旅立っちゃって、「あの世で再会したら文句を言うぞ」と思ってたけど、息子は優しく素敵に成長したよ。いつも見守ってくれてたんだね。「ありがとね」
さくら(埼玉県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
もうすぐ一周忌。あの日みたいに、東の空から家に向かって飛行機雲が伸びてたよ。一足先に帰ってきてくれたんだね。雲は2本あったから、じいちゃんと一緒かな。おかえり。
のんのこ(福岡県)
手を合わせるお相手:祖父
うまいなぁ、うまいなぁ。優しい笑顔で言う。祖父がいなくなって10年。私にもうまいなぁと言ってくれる家族ができたよ。その姿がフッと重なって涙が出そうになったよ。
幸せ子ちゃん(兵庫県)
手を合わせるお相手:父親
手先が器用で欲しいと言えば何でも作ってくれた、幼心にそれが嫌だった。新品が欲しかったんだ。でも今は家中見渡す限りお父さんの唯一無二の作品ばかりでホッとするよ。
ゆりや(長崎県)
手を合わせるお相手:妻
旅立つ8時間前、病室のベッドの横で転寝した僕の夢の中で「ずっと大好きだったよ」と君が笑った。40年、僕はずっと安心しちゃってたんだね。今ごろ君に恋しています。
季節の小箱(静岡県)
手を合わせるお相手:お母さん
ねえ お母さん、
こんな風になにか応募してみたり、料理番組見ながらメモとったり、すごく似てきたよね。おもしろいね。
老化現賞(埼玉県)
手を合わせるお相手:夫
言葉を交わすことなく逝ってしまったけど、寝てるあなたと久しぶりに手を繋いで、久しぶりにひっついて抱きついて…この感触忘れたくなくて、必死に思い出してる。
はは(三重県)
手を合わせるお相手:父親
自宅療養の父を囲みその日も静かな夕食だった。
突然父が最後の力を振り絞り叫んだ。
「あーいい人生だった」と
次の日静かに逝ってしまった父の顔は本当に安らかだった
ももくばり(岐阜県)
手を合わせるお相手:夫
『お父さん 今晩何食べたい?』ふっと我にかえり しんみり。今日もあなたの好きな餃子を作りました。たくさん食べてくださいね。
まーちゃん(香川県)
手を合わせるお相手:祖父
夕暮れ。よく追いかけた「石焼き芋」がまた聴こえてくる季節になったよ。古ぼけたあの小銭入れが好きでした。「お願いね。」と渡される度に、大人になれたような気がして。
ファーストペンギン(鹿児島県)
手を合わせるお相手:母
お母さんのタンスから見つけた花柄のスカート。若い頃に着とったらしいけど、ほんまに?細身の私でもウエストギリギリよ。お母さん、そんなスタイル良かったんじゃねぇ。
りんご(京都府)
手を合わせるお相手:飼い犬
枝豆の匂いをかぐと、
くうの匂いを思い出すよ。

笑顔で笑わせてくれて、
悲しい時は寄り添ってくれた、
私の大事なおねえちゃん。

夏はくうの季節。
津國屋(新潟県)
手を合わせるお相手:母親
もーほんと急に亡くなるからさぁ、お母さんの遺品整理がもはや宝探しになってるよ。あっちで付けたいアクセサリーあるなら、私の枕元に立って申告してよね。
三河(三重県)
手を合わせるお相手:曽祖母
「いただきます」ちょっとしょっぱい塩握り。ひいばあちゃんと私の、塩握り。あれから25年。息子が好きな塩握り。塩握りを作るたび、あなたの手と笑顔が浮かびます。
しらがいりえ(千葉県)
手を合わせるお相手:親友
10年経っても夏になるとおまえのことを思い出しちゃうよ。
先に行ってこっちを悲しませたんだ、50年は待っとけよ。みんなで一緒に野球やろうな。
伊藤 土筆(新潟県)
手を合わせるお相手:大好きなおばあちゃん
おばあちゃん家から帰る車の中でよく泣いていたんだよ。ずっと手を振るおばあちゃんがどんどん小さくなるから悲しかったの。いつかまた会えたら次はずっと一緒がいいな。
おみそ(神奈川県)
手を合わせるお相手:じいちゃん
ジャンクフードは体に悪いって
お母さんもばあちゃんも嫌な顔してたけど
じいちゃんはいつも
こんなの初めて食べた、うまいなぁって
一緒に食べてくれたよね 
あや(千葉県)
手を合わせるお相手:おっかぁ
手を合わせている孫たちの小指の形、見えているかな?おっかぁとソックリなんだよ。めちゃくちゃ可愛いでしょ!
ゆーふぉー(岩手県)
手を合わせるお相手:夫
貴方が残してくれたのは、いくつかの安心と生き方の選択肢 そして、セカンドライフには長すぎる独り時間 それでも、私らしく笑顔であれと、貴方は微笑むのね
かおりん(長崎県)
手を合わせるお相手:息子
もう9年がたったね。たかはる、9才だね。たまには夢に出てきてよ。お母さんもお姉ちゃんも、夢で会いたいって、待ってるよ。反抗期を迎える前に、夢でたくさん遊ぼうね。
つじぱぱ(静岡県)
手を合わせるお相手:祖母
手を合わせる度にお願いしちゃうお母さんの病気のこと。神社のお参りじゃないんだからってそろそろ怒られるね。私のことはいいからこれからもどうかお母さんを見守ってて。
なつめ(茨城県)
手を合わせるお相手:義母
嫌いな物を食べても栄養にならない、と私の子どもたちに言っていたね。
息子たちには言わなかったでしょ。
そんな気持ちがわかるようになった私ももうすぐお婆ちゃん。
たつてつ(愛知県)
手を合わせるお相手:飼い犬のモモ
あの大地震の日、揺れる部屋の中で、朝までずっとお尻をくっつけて離れなかったのは、君じゃなく、私が怖くて泣きそうだったからだよね。もふもふの優しい温かさに、感謝。
すな(埼玉県)
手を合わせるお相手:父親
カッパの話も火の玉の話も
息子が喜ぶ昔話
話すたびに
思い出す
息子と重なる子どもの私
親父のニヤけた顔に似た俺
沢山話してくれたお陰で
父親やれてるよ
妖怪太郎(岐阜県)
手を合わせるお相手:愛犬
ぎゅっとした感覚、今でも思い出せるくらいにたくさん遊んだよね。ボールを投げても拾いにいってくれないけど、私の胸に飛び込んでくれたの、嬉しかったよ。
ゆい(埼玉県)
手を合わせるお相手:お母さん
いつも作ってくれた鶏手羽元の煮物。醤油、砂糖の量を聞いても「適当、適当!」。でもいつも同じ味、美味しい。あの味は私には作れない。もう一度食べたいな。
はっち(宮城県)
手を合わせるお相手:最愛の人
俺がいなくなっても泣くなよ。
お前が泣くと、俺は、ごめんって言わなきゃいけなくなるから。
だから、笑っててくれ。お前の笑顔が好きだ。
また、会おうな。
なっちゃん(三重県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
ばあちゃん、毎日仏壇に手をあわせとったがいね。今はなかなか能登まで帰られんけどばあちゃんの写真(遺影)に心で手を合わせとるわ。言葉にならないエールに涙が出るわ。
まままっしぐら(石川県)
手を合わせるお相手:父親
お父さんのがおっきいぞと毎日必ず手を重ねてくる父、お父さんのがおっきいのはわかってるのにさ、お父さんは毎日私と手を重ねたかっただけやったんよね、ありがとね
ゆかちょこ(三重県)
手を合わせるお相手:息子
誠、生まれてきてくれて有難う。母さんは生まれ変わっても、また誠の母さんになりたい。
生まれてからの16年間、ずっと可愛かった。可愛くない日は1日も無かったよ。
まこち(茨城県)
手を合わせるお相手:祖父
丸見えだったはずの狭い部屋でのかくれんぼ。仕事から疲れて帰って来てるはずなのに、部屋中探してくれる。みーつけたの笑顔、忘れないよ。ありがとう。
めいめい(北海道)
手を合わせるお相手:母
トントントン…包丁の音。お母さん朝ごはん何?…お母さん?…。目を覚ますと、窓を叩く雨の音。悲しくて泣いてるんじゃない。ただ、あなたがいたこの世界が愛おしいだけ。
もりのこ(神奈川県)
手を合わせるお相手:母
娘がおばあちゃんが女学生の頃の写真を見つけ言っていました。「私が美人なのは隔世遺伝だったんだ!」。これって親としては傷つくよね。
紅クラゲ(兵庫県)
手を合わせるお相手:お父さん
「よし待ってろ!今作ってやるからな」頑固親父が一度だけ作ってくれたカレー。一生懸命作る横顔とゴツゴツのじゃが芋、44年経った今でも覚えてるよ。男らしかったなぁ。
さぴこ(埼玉県)
手を合わせるお相手:婚約者
アイクリームを塗って、白髪も染めて、今日もいっしょうけんめいにお化粧するの。30代でいきなり逝ってしまった貴方に、もう一度、ちゃんと見つけてもらえるように。
ぶうこ(東京都)
手を合わせるお相手:夫
入院した時のメールのやり取り覚えている。その言葉を全部書き出したよ。貴方の残した言葉は「ありがとう」が一番多かったよ わたしこそ「ありがとう」
シゲ・パール(茨城県)
手を合わせるお相手:夫
お盆にお参りに来た孫から、「お祖母ちゃんと話していると、いつも最後はお祖父ちゃんのお惚気話で終わるね」って、言われちゃった。そうかしら。あなた、どう思う?
菅沼博子(愛知県)
手を合わせるお相手:大好きな夫
末期癌のあなたが私にマッサージ。断る私に「大丈夫!痛いのは腹で手は痛くない。せめて”鶴の恩返し”」と笑うあなた。私、涙をふいてマッサージ受けてた。ありがとう。
みずばあちゃん(広島県)
手を合わせるお相手:夫
とうさん、又夢で会えたね。一日中心あったかだよ。ふざけて恋人つなぎしてみた時があったけどあの時の手のぬくもりが宝もの。線香が消えるまでもう少しそばにいさせて。
津の敏枝(三重県)
手を合わせるお相手:母
「嬉しい。今日はなんていい日なの!」と手を握ってくれたね。あれが最後の言葉になったね。認知症のあなたがくれた贈り物。あの日の笑顔が宝物だよ。ありがとう。
ふみっち(千葉県)
カメヤマ賞03
入 賞

カメヤマオリジナルグッズ

手を合わせるお相手:お義母さん
嫁いだ日『今日からはずっと味方だよ』と言って
ホントにずうっと味方だった
虹の橋を渡るその日まで
お義母さんの編みかけのセーターを今冬に
私が仕上げたよ
よし子せんせい(群馬県)
手を合わせるお相手:飼い猫
遠方での初めての一人暮らし。
あなたがいてくれたから仕事も頑張れた。一緒に寝て一緒にご飯を食べて、震災の時には一緒には避難した。ペットじゃなくて友達だったよ。
べあきゃん(宮城県)
手を合わせるお相手:お父さん
お母さんが余命1か月と告げられました。もうすぐお父さんのそばに行くと思う。父さん亡くなってから49年間4人の子供を一人で育てたこと、いっぱい褒めてあげてね。
はるまま(神奈川県)
手を合わせるお相手:お父さん
もう抱っこ出来ないよ。大腸癌でなくなった父親が死ぬ半年前に私に言った一言です。
カロリーな(北海道)
手を合わせるお相手:主人
あの手この手で知らせてくれていたのね。
レシートに車のナンバー、時計の針、誕生日の数字なんども見せるから笑っちゃった。見守てくれてありがとう。
kiseki(北海道)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
亡くなる数日前、大病で声を出すことができなくなった口で、必死に何かを伝えようとしてくれていたね。私はありがとうしか読み取れなかった。こちらこそありがとうね。
みー(東京都)
手を合わせるお相手:祖父と祖母
夢の中で祖母に「おじいちゃんそっち着いた?」って聞いたら、「久しぶりに会えたよ」って笑っていた。どことなく二人並んだ写真もいつもより笑っている気がした。
りえら(岡山県)
手を合わせるお相手:おじいちゃん
優しいおじいちゃんがすっごく怒った夜のこと。
『自分を幸せにせんで誰を幸せにできるか!』
今、私は自分を幸せにしてあげて
幸せにしたいと思える人と一緒にいるよ。
あやぴ(長野県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
家庭菜園の後にお墓参りに行ったよ
手を合わせて拝むと
土のにおいが香ったよ
おばあちゃんの美味しい野菜を思い出したよ
僕も同じ匂いの手になったよ
らくだたろう(兵庫県)
手を合わせるお相手:祖母
足腰が悪いのに、「食べるかい?」と二階の部屋までいつもおやつを持ってきてくれたよね。今度は私がおやつをあげるからゆっくり食べてよ、おばあちゃん。
みこ(栃木県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
百合子さん、貴方が育ててたユリの花が今年はたくさん花をつけました。
向こうで何か良いことがあったのかな?
この時期は、いつも貴方を思い出します。
ちょこ(兵庫県)
手を合わせるお相手:黒猫のにゃあ姉さん
私が泣くと、しっぽで涙を拭ってくれたね。そんな猫は君ひとりだったよ。
私が寄りかかると、溜息をついたね。あんなに甘えられたのは、君が私のお姉さんだったからだよ。
ハッカチャン(東京都)
手を合わせるお相手:祖父母
暑い夏、ドキドキしながら改札口に降りると、2人とも満面の笑みで手を振って待っていてくれたよね。今でもふと子供に戻って、2人に駆け寄って抱きしめて欲しくなるよ。
ジュンジュン(神奈川県)
手を合わせるお相手:娘
小さな体で、お空へ旅立っていったあなた。
毎日泣いていた私の夢に現れて、「ママ、泣かないで。またね。」と言ってくれたね。
あなたを想い、生きていきます。
るんママ(山口県)
手を合わせるお相手:元婚約者
34年前は泣くだけや。今はスマホで独り言や。早いもんやな歳月は。堪忍な。俺だけ幸せになってしもて。でも子供3人は巣立たせた。少しは誉めてくれるかな?待っててな。
いずこはるこ(大阪府)
手を合わせるお相手:母
ママ、パパは大丈夫。毎日ちゃんとご飯食べてるよ。
おうちもきれいにしてるよ。
でも、たまに泣いてるよ。ママがいなくて寂しいっていう顔してるよ。
ママに会いたい。
はるのこ(神奈川県)
手を合わせるお相手:大好きなママ
ママー!私大学生なったよ。髪染めて耳ば開けたらママに似とるってよく言われるようになったばい。ママ譲りのでっかか目ば今日も開けてから一日頑張るね!
愛してるよー
ゆりちゃん(福岡県)
手を合わせるお相手:大好きだった夫
1人だけど、頑張ってるよ。
突然先に逝ってしまって、しまったって思ってるでしょ。ほんとだよ。困ってるもん。
「でもママなら大丈夫」って、上から見ててね
MELL うめみ(神奈川県)
手を合わせるお相手:最愛の母
ママ、夢でもいい。幽霊でもいい。
ひたすら逢いたい。
温泉好きだったママのお背中、また流させてよ。
娘にしかできないこと、もっとさせてほしかったのに……。
みーちゃんの愛娘。(神奈川県)
手を合わせるお相手:祖母
ばあちゃん、一つもらうね。お仏壇に供えた饅頭は、一分ももたない。写真の中のばあちゃん、今にも「つまみ食いはダメよ」と笑い出しそう。私が小さかったあの頃みたいに。
もこもこ(滋賀県)
手を合わせるお相手:妻
君が亡くなる前に一緒に行く予定だった北海道のラベンダー畑。僕は一人で訪れた。隣に君はいない。ただ風に揺れるラベンダーの花が君の笑顔のようで僕は微笑み返したよ。
白畑つばめ(兵庫県)
手を合わせるお相手:祖父
冬に植えてくれたチューリップが庭にいっぱい咲いたんよ。そんなつもりじゃなかったと思うけど、すごいサプライズにみんな大喜びでピクニックしたんよ。ありがとうね。
赤いチューリップ(和歌山県)
手を合わせるお相手:母親
私がやんちゃしてた頃帰らない日々 明け方に帰宅しても 玄関空いてたよね ラップした晩御飯 食べてあげずごめんね今はあなたの大好きな かぼちゃの煮物供えます
まあやラブ(愛知県)
手を合わせるお相手:妻
君は何でも先行予約が好きだった。冷めた目で見てた僕。でも初めて先行予約したいと思った。来世一緒になれるなら誰よりも先に君と一緒になれる権利の先行予約をしたいと。
葉森つばめ(兵庫県)
手を合わせるお相手:娘
もう、会わなくなり、9年になりましたね。2年前頃にあなたが手紙を書いてたのがでてきた。手紙を読んで号泣。生きたい、生きたかったと、わかりました。ありがとう
あけ(愛媛県)
手を合わせるお相手:母
「大丈夫だよ」って言いたいとき、空から応援しているでしょう? 気持ちがめいったとき、見上げるといつも、ひこうき雲がある。ちゃんと届いているよ。私、がんばるよ。
にしの桃子(愛知県)
手を合わせるお相手:祖父
小さかった頃、助手席はいつでも私のものだった。今でも夢にみる、祖父の、ちょっぴり得意げな横顔。また今度、会いに行くよ。合言葉は「ハイオク満タンで」。
孫っこ(宮城県)
手を合わせるお相手:ひいおばあちゃん
ばあちゃん、最後は俺のこと忘れて、親父だと勘違いしてたよな。それ見て親父泣いてたな。でも俺は悲しくなかったよ。家族は繋がってんだなぁって、俺は暖かくなった。
あさひ(東京都)
手を合わせるお相手:妻
やっぱり 一人は寂しいよ 私はこの先
どうやって生きていけばいいの? あなたが居ない人生なんて ずっと一緒に居られると思ってた 50歳は 早すぎたよ 寂しいよ
えっちゃん(神奈川県)
手を合わせるお相手:夫
あいつ元気かなぁ。って貴方が気にかけていた親友。彼が帰り際に遺骨をポンポンとたたいて優しかった〜。ってつぶやいた姿を思い出すと私はいつも胸を締め付けられます。
花波(静岡県)
手を合わせるお相手:母
お母さんと行きたかった所。ビアガーデン、露天風呂、百均。どんどん飲んで。あー、いい湯だねえ。何でも買っていいよ。親孝行したいときに親はなし。なんてね。フフフ
古子(熊本県)
手を合わせるお相手:兄
私は「お兄ちゃん」の年齢をとっくに追い越したけど、ときどき、むしょうに、記憶に残るあなたの声の呼びかけに「お兄ちゃん何?」って返事をしたくなるんだよ。知ってた?
なむあみだぶ子(和歌山県)
手を合わせるお相手:父
七夕のお星さんがたくさんの時、旅立つね。先に行ってごめんねと、母に告げ、久々晴れた七夕の7月7日7時7分に旅立った父。センチメンタルだと初めて知った57歳だよ。
なりりん(奈良県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
亡くなった人のことを思い出すと天国ではその人に上からお花が降り注ぐんだって。天国でも大好きなガーデニングができるように、毎日おばあちゃんのこと思い出すからね。
はりっこ(京都府)
手を合わせるお相手:父
毎年この日は晴天で、お父さんの代わりの日傘、今日も忘れずに持って来たよ。雨女に晴男。この日だけはお父さんに絶対勝てない。そんなに照らさなくても私は大丈夫だから。
リボン(神奈川県)
手を合わせるお相手:お母さん
もう還暦だよ。
専業主婦のお母さんみたいになりたくないと思ってたけど
気がつくと私も主婦で家庭菜園作って同じ趣味。
お墓の花、お供えするのに始めた趣味だよ。
娘の目(石川県)
手を合わせるお相手:父親
葬儀の記憶が残る香りが父をもっと遠くへ連れて行く気がしてお線香を使えない。ある時、包み込んでくれる父の様な優しい香りに出会った。父ちゃん、初めてお線香使うよ。
めぐ(宮城県)
手を合わせるお相手:父
おはようも、ごめんねも、今なら言えるのに。どうして今まで言えなかったんだろう。ねぇ、おはよう。今日もいい天気だよ。いつも心配かけてばかりで、ごめんね。
寛子(愛知県)
手を合わせるお相手:息子
ただいま、一番聞きたい君の言葉
おかえり、一番君に言いたい言葉
四文字の二つの言葉が重なった時
しあわせに包まれた
おかえり
待ちきれなくて先に言ってしまった
あーこ(愛知県)
手を合わせるお相手:ばあば
ばあばは、魔法使いになったでしょ?私のピンチをチャンスに変える魔法を使ったのを知ってるよ。次はどんな魔法を習っているの?楽しみにしてるよ、ばあば。
みーちゃん(茨城県)
手を合わせるお相手:夫
まだ迎えに来てくれないの?
あなたが逝ってから3年7ヶ月。
仲良し夫婦は、3年のうちに迎えに来ると言うのに!あなたはまだ来ない。あなたは寂しくないの?私は寂しい
あかはなちゃん(群馬県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
おばあちゃん、認知症になったおじいちゃんは、おばあちゃんの仏壇の写真を見て「誰かわからないけれど、とても綺麗な人」と言ってたよ。ずっと、運命の人なんだね。
いちこ(大阪府)
手を合わせるお相手:母
葬儀の後に可愛いブーツが残っていたね。
「誰のかな?」と気がかりだったけど、レシート見て分かったよ。事故の当日、貴方が買ったんだね。代わりに私が履いてます。
大きな実(山形県)
手を合わせるお相手:母さん
「誰の絵かと思ったらあなたの絵でした。上手だね」と小学生の授業参観日の後に話してくれたことばで図画工作が得意になりました。

また、褒めてくれないかな
かっぱ(東京都)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
特製だしのうどんのレシピ、聞いておけばよかったな。
得意なお裁縫もちゃんと教えてもらえばよかったな。
ずっと元気だと思っていたから
手を合わす度、私質問ばかりね
とんとん(福岡県)
手を合わせるお相手:親友の恭子ちゃん
子供時代の8ミリをCDにしたら、学校帰りの私の後ろで手を振ってるの貴方だよね?米粒くらいにしか写ってないけど、また会えるなんて思ってなかったから泣いちゃった。
海辺摩耶子(千葉県)
手を合わせるお相手:父親
昔物事がうまく行かず泣いていた私に「ちびはパパのちびだから何でも出来る」と頭を撫でてくれた父。50歳を超えてもなをその言葉で自分を鼓舞する私。パパ会いたいよ。
ちび(神奈川県)
手を合わせるお相手:上司
僕はまだ、手を合わせることが出来ません。あれもこれも仕事を受ける欲ばりな僕が、あなたがいないことだけは受け入れることが出来ません。もう少しだけ、時間をください。
ひさ(茨城県)
手を合わせるお相手:母さん
今の私と同じ年頃の母さんのチャーミングな写真が出てきた。庭先で写真挟んで姉と同じポーズで父に写真を撮ってもらったら、子供に戻った気がしたよ。母さん、会いたいよ。
秋桜(茨城県)
手を合わせるお相手:父親
ジィジと呼ぶ様になってから8年、お別れが近くなってからは昔みたいにパパって言う様にしたよ。久しぶりに呼ぶのは照れくさかったけど娘に戻れたパパとの時間ありがとう。
まめ(大阪府)
手を合わせるお相手:お父さん
父が亡くなり11年。年々父に似てきた私、鏡を見ればほらそこには、お父さんがいるみたい!俺にそっくりだと、笑う父。顔も、頑固な性格も、丸ごと貰ったよ!ありがとう!
さとまま(長崎県)
手を合わせるお相手:義父
「おとうさん」
野球帽を被った人とすれ違って、思わず声をかけそうになりました。
「ようっ!」
って返事をしてくれる気がして。
もういないけれど、
まだ、います。
kaykay(東京都)
手を合わせるお相手:夫
新聞を取りに行った朝、語りかける様に私の耳元で繰り旋回した
精霊蜻蛉。
あのトンボは貴方だったのね。何度も「会いに来て」と願ったくせに、気が付くのが遅くてごめん
ケイさん(佐賀県)
手を合わせるお相手:夫
「早く来いよ」と言われて「10年いや15年ぐらい待っとって」と言ったけど本当に会えるなら早く行ってもいいな。
miru0022(福岡県)
手を合わせるお相手:年下の親友
毎年アプリから『Kさんの誕生日です』って通知を受けとる度に、貴女のことを思い出す。私より3日早い誕生日。何年経っても忘れさせてくれない女だよって、今年も笑い泣く
さいやん(千葉県)
手を合わせるお相手:お婆ちゃん
皺皺の笑顔で「おおきに」が口癖だった優しいお婆ちゃん。今日もお年寄りに席を譲ったらお婆ちゃんそっくりになってたよ。いいことするたび会いに来てくれるね。おおきに。
とし(東京都)
手を合わせるお相手:娘
ミルクだったお供えもプリンセスのコップに入れたりんごジュースになったね。ママの心の中だけでも素敵な女の子に成長していくあなたを想像させてね。
3兄妹のママ(長崎県)
手を合わせるお相手:ばあちゃん
ご近所さんが「うちの漬け物はあなたのおばあちゃんに教えてもらったとよ」
誇らしくて嬉しくて懐かしくて涙が止まらんよ。
深優希(みゆき)(福岡県)
手を合わせるお相手:夫
料理好きだと思ってたけど、美味しいと褒めてくれる貴方に作る料理が好きなだったんだなと気付きました。
そっちでも食べてくれてるかな。
文音(岡山県)
手を合わせるお相手:パパへ
忘れなきゃいけない!父娘と言っても良い位の年齢差!いつかは別れが来ることは判っていたけど、奥さんに看取って貰う事を選ぶなんて!辛すぎます。でも、世界一幸せでした
ブルーベリー(岩手県)
手を合わせるお相手:夫
幼い息子と私を残し旅立っちゃって、「あの世で再会したら文句を言うぞ」と思ってたけど、息子は優しく素敵に成長したよ。いつも見守ってくれてたんだね。「ありがとね」
さくら(埼玉県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
もうすぐ一周忌。あの日みたいに、東の空から家に向かって飛行機雲が伸びてたよ。一足先に帰ってきてくれたんだね。雲は2本あったから、じいちゃんと一緒かな。おかえり。
のんのこ(福岡県)
手を合わせるお相手:祖父
うまいなぁ、うまいなぁ。優しい笑顔で言う。祖父がいなくなって10年。私にもうまいなぁと言ってくれる家族ができたよ。その姿がフッと重なって涙が出そうになったよ。
幸せ子ちゃん(兵庫県)
手を合わせるお相手:父親
手先が器用で欲しいと言えば何でも作ってくれた、幼心にそれが嫌だった。新品が欲しかったんだ。でも今は家中見渡す限りお父さんの唯一無二の作品ばかりでホッとするよ。
ゆりや(長崎県)
手を合わせるお相手:妻
旅立つ8時間前、病室のベッドの横で転寝した僕の夢の中で「ずっと大好きだったよ」と君が笑った。40年、僕はずっと安心しちゃってたんだね。今ごろ君に恋しています。
季節の小箱(静岡県)
手を合わせるお相手:お母さん
ねえ お母さん、
こんな風になにか応募してみたり、料理番組見ながらメモとったり、すごく似てきたよね。おもしろいね。
老化現賞(埼玉県)
手を合わせるお相手:夫
言葉を交わすことなく逝ってしまったけど、寝てるあなたと久しぶりに手を繋いで、久しぶりにひっついて抱きついて…この感触忘れたくなくて、必死に思い出してる。
はは(三重県)
手を合わせるお相手:父親
自宅療養の父を囲みその日も静かな夕食だった。
突然父が最後の力を振り絞り叫んだ。
「あーいい人生だった」と
次の日静かに逝ってしまった父の顔は本当に安らかだった
ももくばり(岐阜県)
手を合わせるお相手:夫
『お父さん 今晩何食べたい?』ふっと我にかえり しんみり。今日もあなたの好きな餃子を作りました。たくさん食べてくださいね。
まーちゃん(香川県)
手を合わせるお相手:祖父
夕暮れ。よく追いかけた「石焼き芋」がまた聴こえてくる季節になったよ。古ぼけたあの小銭入れが好きでした。「お願いね。」と渡される度に、大人になれたような気がして。
ファーストペンギン(鹿児島県)
手を合わせるお相手:母
お母さんのタンスから見つけた花柄のスカート。若い頃に着とったらしいけど、ほんまに?細身の私でもウエストギリギリよ。お母さん、そんなスタイル良かったんじゃねぇ。
りんご(京都府)
手を合わせるお相手:飼い犬
枝豆の匂いをかぐと、
くうの匂いを思い出すよ。

笑顔で笑わせてくれて、
悲しい時は寄り添ってくれた、
私の大事なおねえちゃん。

夏はくうの季節。
津國屋(新潟県)
手を合わせるお相手:母親
もーほんと急に亡くなるからさぁ、お母さんの遺品整理がもはや宝探しになってるよ。あっちで付けたいアクセサリーあるなら、私の枕元に立って申告してよね。
三河(三重県)
手を合わせるお相手:曽祖母
「いただきます」ちょっとしょっぱい塩握り。ひいばあちゃんと私の、塩握り。あれから25年。息子が好きな塩握り。塩握りを作るたび、あなたの手と笑顔が浮かびます。
しらがいりえ(千葉県)
手を合わせるお相手:親友
10年経っても夏になるとおまえのことを思い出しちゃうよ。
先に行ってこっちを悲しませたんだ、50年は待っとけよ。みんなで一緒に野球やろうな。
伊藤 土筆(新潟県)
手を合わせるお相手:大好きなおばあちゃん
おばあちゃん家から帰る車の中でよく泣いていたんだよ。ずっと手を振るおばあちゃんがどんどん小さくなるから悲しかったの。いつかまた会えたら次はずっと一緒がいいな。
おみそ(神奈川県)
手を合わせるお相手:じいちゃん
ジャンクフードは体に悪いって
お母さんもばあちゃんも嫌な顔してたけど
じいちゃんはいつも
こんなの初めて食べた、うまいなぁって
一緒に食べてくれたよね 
あや(千葉県)
手を合わせるお相手:おっかぁ
手を合わせている孫たちの小指の形、見えているかな?おっかぁとソックリなんだよ。めちゃくちゃ可愛いでしょ!
ゆーふぉー(岩手県)
手を合わせるお相手:夫
貴方が残してくれたのは、いくつかの安心と生き方の選択肢 そして、セカンドライフには長すぎる独り時間 それでも、私らしく笑顔であれと、貴方は微笑むのね
かおりん(長崎県)
手を合わせるお相手:息子
もう9年がたったね。たかはる、9才だね。たまには夢に出てきてよ。お母さんもお姉ちゃんも、夢で会いたいって、待ってるよ。反抗期を迎える前に、夢でたくさん遊ぼうね。
つじぱぱ(静岡県)
手を合わせるお相手:祖母
手を合わせる度にお願いしちゃうお母さんの病気のこと。神社のお参りじゃないんだからってそろそろ怒られるね。私のことはいいからこれからもどうかお母さんを見守ってて。
なつめ(茨城県)
手を合わせるお相手:義母
嫌いな物を食べても栄養にならない、と私の子どもたちに言っていたね。
息子たちには言わなかったでしょ。
そんな気持ちがわかるようになった私ももうすぐお婆ちゃん。
たつてつ(愛知県)
手を合わせるお相手:飼い犬のモモ
あの大地震の日、揺れる部屋の中で、朝までずっとお尻をくっつけて離れなかったのは、君じゃなく、私が怖くて泣きそうだったからだよね。もふもふの優しい温かさに、感謝。
すな(埼玉県)
手を合わせるお相手:父親
カッパの話も火の玉の話も
息子が喜ぶ昔話
話すたびに
思い出す
息子と重なる子どもの私
親父のニヤけた顔に似た俺
沢山話してくれたお陰で
父親やれてるよ
妖怪太郎(岐阜県)
手を合わせるお相手:愛犬
ぎゅっとした感覚、今でも思い出せるくらいにたくさん遊んだよね。ボールを投げても拾いにいってくれないけど、私の胸に飛び込んでくれたの、嬉しかったよ。
ゆい(埼玉県)
手を合わせるお相手:お母さん
いつも作ってくれた鶏手羽元の煮物。醤油、砂糖の量を聞いても「適当、適当!」。でもいつも同じ味、美味しい。あの味は私には作れない。もう一度食べたいな。
はっち(宮城県)
手を合わせるお相手:最愛の人
俺がいなくなっても泣くなよ。
お前が泣くと、俺は、ごめんって言わなきゃいけなくなるから。
だから、笑っててくれ。お前の笑顔が好きだ。
また、会おうな。
なっちゃん(三重県)
手を合わせるお相手:おばあちゃん
ばあちゃん、毎日仏壇に手をあわせとったがいね。今はなかなか能登まで帰られんけどばあちゃんの写真(遺影)に心で手を合わせとるわ。言葉にならないエールに涙が出るわ。
まままっしぐら(石川県)
手を合わせるお相手:父親
お父さんのがおっきいぞと毎日必ず手を重ねてくる父、お父さんのがおっきいのはわかってるのにさ、お父さんは毎日私と手を重ねたかっただけやったんよね、ありがとね
ゆかちょこ(三重県)
手を合わせるお相手:息子
誠、生まれてきてくれて有難う。母さんは生まれ変わっても、また誠の母さんになりたい。
生まれてからの16年間、ずっと可愛かった。可愛くない日は1日も無かったよ。
まこち(茨城県)
手を合わせるお相手:祖父
丸見えだったはずの狭い部屋でのかくれんぼ。仕事から疲れて帰って来てるはずなのに、部屋中探してくれる。みーつけたの笑顔、忘れないよ。ありがとう。
めいめい(北海道)
手を合わせるお相手:母
トントントン…包丁の音。お母さん朝ごはん何?…お母さん?…。目を覚ますと、窓を叩く雨の音。悲しくて泣いてるんじゃない。ただ、あなたがいたこの世界が愛おしいだけ。
もりのこ(神奈川県)
手を合わせるお相手:母
娘がおばあちゃんが女学生の頃の写真を見つけ言っていました。「私が美人なのは隔世遺伝だったんだ!」。これって親としては傷つくよね。
紅クラゲ(兵庫県)
手を合わせるお相手:お父さん
「よし待ってろ!今作ってやるからな」頑固親父が一度だけ作ってくれたカレー。一生懸命作る横顔とゴツゴツのじゃが芋、44年経った今でも覚えてるよ。男らしかったなぁ。
さぴこ(埼玉県)
手を合わせるお相手:婚約者
アイクリームを塗って、白髪も染めて、今日もいっしょうけんめいにお化粧するの。30代でいきなり逝ってしまった貴方に、もう一度、ちゃんと見つけてもらえるように。
ぶうこ(東京都)
手を合わせるお相手:夫
入院した時のメールのやり取り覚えている。その言葉を全部書き出したよ。貴方の残した言葉は「ありがとう」が一番多かったよ わたしこそ「ありがとう」
シゲ・パール(茨城県)
手を合わせるお相手:夫
お盆にお参りに来た孫から、「お祖母ちゃんと話していると、いつも最後はお祖父ちゃんのお惚気話で終わるね」って、言われちゃった。そうかしら。あなた、どう思う?
菅沼博子(愛知県)
手を合わせるお相手:大好きな夫
末期癌のあなたが私にマッサージ。断る私に「大丈夫!痛いのは腹で手は痛くない。せめて”鶴の恩返し”」と笑うあなた。私、涙をふいてマッサージ受けてた。ありがとう。
みずばあちゃん(広島県)
手を合わせるお相手:夫
とうさん、又夢で会えたね。一日中心あったかだよ。ふざけて恋人つなぎしてみた時があったけどあの時の手のぬくもりが宝もの。線香が消えるまでもう少しそばにいさせて。
津の敏枝(三重県)
手を合わせるお相手:母
「嬉しい。今日はなんていい日なの!」と手を握ってくれたね。あれが最後の言葉になったね。認知症のあなたがくれた贈り物。あの日の笑顔が宝物だよ。ありがとう。
ふみっち(千葉県)
審査風景タイトル
審査員01審査員02

湯川 れい子/音楽評論家・作詞家

審査員になってから、私も手を合わせるときは心の中に浮かぶひとり言を意識するようになりました。これからも続けたいです。

若林 剛之/SOU・SOU プロデューサー

コンクールといっても構える必要はなし!いろいろな人が気軽に参加できる“祭り”みたいな場になればいいなと思います。

木村 光希/株式会社おくりびとアカデミー 代表取締役

第2回目から参加していますが、年月が経っても大切な人への思いは変わらない。それを実感できる貴重なコンクールだと思います。

右田 昌美/クロワッサン編集長

「言葉の力」はすごいなと感じるコンクールです。今年も心に語りかけてくる作品に触れることができ、得難い経験になりました。

谷川 花子/カメヤマ株式会社 代表取締役会長兼CEO

感動的な作品ばかりで、今年も大賞を選ぶのが大変でした。せひ応募したい、と思えるコンクールに育てていければと思います。

(敬称略・順不同)
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