カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール
手を合わせると、言葉が出てくる。
応募総数
受賞作品決定!
手を合わせると、言葉が出てくる。

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール

カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール
応募総数
受賞作品決定!
【第10回(2025年)応募総数1,957点】

第10回の節目に、大変多くのご応募をいただき心より感謝申し上げます。

今回より140文字に枠が広がったことで、情景がより鮮明に浮かび、
その想いに胸を打たれ、何度も涙した審査となりました。

それぞれ悲しみの中にある温かい絆や前を向く意志もがリアルに描かれ、
深く心を揺さぶる作品ばかりでした。

皆様の大切な言葉を届けてくださり、本当にありがとうございました。

※カメヤマ賞(20名様)、入賞(100名様)は後日発表いたします。

大賞
賞金5万円

・副賞:カメヤマ商品

大賞 ひとり言

【審査員コメント】

一行目から世界観に引き込まれ、会うことができなかった子へ語りかける想いの深さに息をのみました。もし生きていたらと描かれる未来と、すでに過ぎてしまった時間が重なり合い、何度読み返しても胸の奥がきゅっと締めつけられます。振袖という具体的な場面が人生の節目を静かに照らし、二十年という年月がさらりと置かれることで、作者やすべえさんが歩んできた長い時間が一瞬で浮かび上がる。その情景は読後も消えず、心の中に長く残りました。静かに、けれど確かに胸を打つ一編でした。(木村)

親が愛情をもって呼ぶ子の「呼び名」は、幼少期から子が成長しても変わらなかったりするものですよね。きっとやすべえさんも二十歳を過ぎて立派に成長した娘さんに、変わらず愛情をたっぷりこめて「ななちゃん」と呼んでいたんだろうと想像しました。とても切ないですが、母としての愛情を感じられるよい作品です。(谷川)

【カメヤマコメント】

作者やすべえさんのお腹に、確かに宿った命。そこには親子という絆が芽生え、母としての自覚も生まれる。たとえこの世で会えなかったとしても、お二人は母娘であり、見えない魂の結びつきは消えない。立派に成人した娘さんが「ななちゃん」とやさしく呼ぶ母の声をどこかで聞いているような気がします。
審査員特別賞
賞金2万円

・副賞:カメヤマ商品

審査員特別賞 ひとり言

【審査員コメント】

「全部が鮮明に思い出されて、胸が締め付けられる。」という言葉にとてもリアリティを感じました。シンプルにストレートに「本当に会いたい」という気持ちが強く伝わって来ました。(若林)

冒頭の『なあ、』という語り口に、いきなり心を掴まれました。触れた手の温もりの記憶や、妻がいない世界の空白が行間からあふれてくるようで、読み進めるほど胸が苦しくなります。抑えきれない想いをそのまま差し出したような語りが、ひとりごととしての切実さを際立たせ、読む側の感情まで揺さぶられました。痛みごと抱きしめるような一文一文が、読み終えたあとも心の奥に残り続けました。(木村)

【カメヤマコメント】

まだお若いご夫婦に訪れた無情な出来事。奥様と過ごした日々がまだ鮮明にすぐそばにあることで、離れてしまった苦しみが作者であるわささんにつきつけられます。愛する人の温もりがこんなにも自分を支えていてくれていた、という事実。ただただ会いたいと願うまっすぐな愛の叫びが、読む人にダイレクトに伝わる作品。
ペット賞
賞金2万円

・副賞:カメヤマ商品

ペット賞 ひとり言

【審査員コメント】

我が子に向ける愛情の様に、飼い猫への想いが伝わって来ます。「布団を少しめくっておく」という思いやりに心を打たれます。(若林)

最期の一ヶ月半を共に過ごした時間の濃さを、思わず想像してしまいました。腕枕、布団をめくる音、駆け寄ってくる足音、細やかな描写が重なり、読んでいるこちらの記憶まで呼び起こされるようです。生活の延長線で別れを描いているからこそ、読むほどに胸の奥が熱くなりました。(木村)

人間と猫を超えた愛情のやりとりに心が温かくなりました。きっとお盆には走ってタタタタとなぎさんのもとに走って帰ってくるのでしょうね。(谷川)

【カメヤマコメント】

猫は自分の死期を悟っているといいます。その最期の一カ月半は、本当に意識的にくっついて一緒に寝ていたのでしょうね。今までの感謝をこめつつ、大好きだよをたくさん伝えるために、ピトッとくっついていたのでしょうね。そしてこっそりと布団の中に、今も入ってきているような気がしました。
大 賞
賞金5万円 

カメヤマ商品

大賞 ひとり言

【審査員コメント】

一行目から世界観に引き込まれ、会うことができなかった子へ語りかける想いの深さに息をのみました。もし生きていたらと描かれる未来と、すでに過ぎてしまった時間が重なり合い、何度読み返しても胸の奥がきゅっと締めつけられます。振袖という具体的な場面が人生の節目を静かに照らし、二十年という年月がさらりと置かれることで、作者やすべえさんが歩んできた長い時間が一瞬で浮かび上がる。その情景は読後も消えず、心の中に長く残りました。静かに、けれど確かに胸を打つ一編でした。(木村)

親が愛情をもって呼ぶ子の「呼び名」は、幼少期から子が成長しても変わらなかったりするものですよね。きっとやすべえさんも二十歳を過ぎて立派に成長した娘さんに、変わらず愛情をたっぷりこめて「ななちゃん」と呼んでいたんだろうと想像しました。とても切ないですが、母としての愛情を感じられるよい作品です。(谷川)

【カメヤマコメント】

作者やすべえさんのお腹に、確かに宿った命。そこには親子という絆が芽生え、母としての自覚も生まれる。たとえこの世で会えなかったとしても、お二人は母娘であり、見えない魂の結びつきは消えない。立派に成人した娘さんが「ななちゃん」とやさしく呼ぶ母の声をどこかで聞いているような気がします。
審査員特別賞
賞金2万円 

カメヤマ商品

審査員特別賞 ひとり言

【審査員コメント】

「全部が鮮明に思い出されて、胸が締め付けられる。」という言葉にとてもリアリティを感じました。シンプルにストレートに「本当に会いたい」という気持ちが強く伝わって来ました。(若林)

冒頭の『なあ、』という語り口に、いきなり心を掴まれました。触れた手の温もりの記憶や、妻がいない世界の空白が行間からあふれてくるようで、読み進めるほど胸が苦しくなります。抑えきれない想いをそのまま差し出したような語りが、ひとりごととしての切実さを際立たせ、読む側の感情まで揺さぶられました。痛みごと抱きしめるような一文一文が、読み終えたあとも心の奥に残り続けました。(木村)

【カメヤマコメント】

まだお若いご夫婦に訪れた無情な出来事。奥様と過ごした日々がまだ鮮明にすぐそばにあることで、離れてしまった苦しみが作者であるわささんにつきつけられます。愛する人の温もりがこんなにも自分を支えていてくれていた、という事実。ただただ会いたいと願うまっすぐな愛の叫びが、読む人にダイレクトに伝わる作品。
ペット賞
賞金2万円 

カメヤマ商品

ペット賞 ひとり言

【審査員コメント】

我が子に向ける愛情の様に、飼い猫への想いが伝わって来ます。「布団を少しめくっておく」という思いやりに心を打たれます。(若林)

最期の一ヶ月半を共に過ごした時間の濃さを、思わず想像してしまいました。腕枕、布団をめくる音、駆け寄ってくる足音、細やかな描写が重なり、読んでいるこちらの記憶まで呼び起こされるようです。生活の延長線で別れを描いているからこそ、読むほどに胸の奥が熱くなりました。(木村)

人間と猫を超えた愛情のやりとりに心が温かくなりました。きっとお盆には走ってタタタタとなぎさんのもとに走って帰ってくるのでしょうね。(谷川)

【カメヤマコメント】

猫は自分の死期を悟っているといいます。その最期の一カ月半は、本当に意識的にくっついて一緒に寝ていたのでしょうね。今までの感謝をこめつつ、大好きだよをたくさん伝えるために、ピトッとくっついていたのでしょうね。そしてこっそりと布団の中に、今も入ってきているような気がしました。
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